●助さん格さん旅日記
異分野からの人生コラム。
▼2008年6月22日掲載
哀愁の町門仲=@
 古くからの友人から「門仲で飲もうよ」と誘われて飲みに行った。
どの店もよかった。
1軒目は東西線のすぐ裏手、脱サラの親父特製のつまみの旨い店、2軒目は海運会社の馴染みで大横川の橋のたもとで、ツーと抜けると水面の見える小料理屋さん。
風情がいい場所が語る力というものがある。
木場の旦那衆が来る店だとか、元はといえば門前仲町は深川芸者の伝統の町。
空襲で痕跡もないくらい壊されたと思っていたら、歴史が地層のように見えてくる不思議な町だ。
とはいえ大横川を越えると商店の灯りもさびしく、年の暮れに観たテレビドラマを思い出す。
深川の小さな飲み屋が舞台。
川のほとりに急な階段を上がる小さなお店。
訳ありの二人がカウンターで飲む、
そして、三木のり平さんが常連の客で来る。
名優の味とはこれかと唸るほどよかったし、ジャズのような現代音楽のようなタンゴが背景に流れていた事を思い出す。
そんな感傷に浸りながら永代橋を風にあたりながら振り返ると、深川にも高いビルが見える。
新しくも古い町だ。
年を重ねて下町に住むなら、このあたりがいいかも
人も町も全てが優しい気がする。
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