「教育情報新聞」発刊に寄せて
全国市町村教育委員会連合会 会長 荒井修二
 今、IT時代の到来に社会全体が揺れている。情報通信技術の進化は、インフラの整備に伴い、我々の予測を超える速度で進行している。このような社会情勢の中で、教育界もIT化について、真剣に取り組んでいかねばならない時期に来ている。
 文部省も学校のIT化には力を入れ始めている。バーチャルエージェンシー構想に始まり、「IT戦略本部」も発足させた。しかし、学校にインターネットのラインを引き、生徒一人一人にパソコンを与えれば、教育のIT化が進んだといえるだろうか。本当に大切な課題は「情報通信技術を教育にどう導入するか」ということではない。むしろ「教育的・人間的に情報通信技術を使うためにはどうしたら良いか」ということがより大きな問題ではないだろうか。
このような課題を教育界だけでなく、社会全体で考えて行くためには、多くの人が情報を共有し議論を深めるだけでなく情報を適切に処理する能力を身につけなければならない。
ともかくこの様な時期に「教育情報新聞」を発刊することになったことは、真に時宜を得たことと思う。
したがってこの「教育情報新聞(メールプレス)」は、社会全体で教育について考えて行く土壌づくりに大きな役割を果たして行くのではないかと期待している。是非ともこのプレスが全国のより多くの人々に教育について問題を提起し、その有り方について考えていただく機会と場を提供してほしい。どうかこれからもますます有意義で、充実した教育情報を日本の教育のために提供していってほしいと願っている。(8/25)
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