薬物にNO! 生きることにYES!
教育における十分な啓発こそ、薬物乱用防止の鍵


▼2010年1月23日掲載
            
2009年は芸能人の薬物乱用事件が世間を騒がせ、日本においても大きな社会問題となった。10代の子どもたちもマスコミから報じられる薬物問題を見聞きし、薬物に関する興味、関心が高まっている。教育現場ではこの現状を踏まえ、薬物乱用の防止啓発及び解決に向け、学校教育における薬物乱用防止啓発の意識が高まっている。また、地域社会や各専門機関、及びボランティア団体などが学校と連携し、子どもたちの安全な未来へ向けた教育を協働で行う取り組みが注目されている。

そんな中、アメリカに本部を置く非営利団体、薬物のない世界のための財団・日本支部(英語名:Foundation for a Drug-Free world)(日本では任意団体)では、報道ではなかなか取り上げられることのない薬物についての真実の知識を伝え、正しい知識と理解に基づいた薬物乱用防止啓発を行うことを目的として、学校における薬物乱用防止講演を開催している。

特に大きな社会問題となっている薬物問題の現状を受け、意識が高まってきた教育現場から、2009年度2学期における学校での講演依頼が増加し、昨年10月13日(火)関東学院高等学校(神奈川県)を皮切りとして、12月18日(土)までの間に、関東近郊の中学校、高等学校、フリースクール、PTAの父兄を含め、全16の学校にて薬物乱用防止講演を開催し、同支部の講師7名によって講演が提供された。

一連の講演では、「薬物にNO!生きることにYES!」という確固としたメッセージとともに、現在市場に出回る薬物の正しい知識とともに「薬物は身体や心にどう影響するのか?」「薬物は何故いけないのか?」「薬物をとってしまった後の人生は?」といった薬物の知識が伝えられた。また、アメリカの人道主義者L. ロン ハバード氏の研究データに基づいて、薬物が身体と精神に与える影響が説明され、薬物は人生を破壊し、時に命を奪ってしまうほどの恐ろしいものであるという薬物の真実が子どもたちに届けられた。

講演を聴いた埼玉県の中学校教師は「薬物の危険性だけでなく、どのように人が薬物に手を染めるのかが分かり、とても良かった。生徒にもひとつひとつきちんと届いたと思う、授業でも繰り返し伝えたい」と感想を述べた。

また、神奈川県の高校生は「『薬物は怖いものだ、絶対に乱用してはいけない』ということは知っていたが、実際に薬物を乱用したらどうなってしまうのか、身体にどのような影響が出るのか、などをちゃんと理解できていませんでした。ですが、講演を聴いて理解することができました。薬物は絶対に絶対に乱用してはいけないものだと強く思うことができました。」と感想を書いた。さらに、神奈川県の中学校PTAの女性は「初めて薬物乱用防止講演に参加しましたが、薬物問題は他人事ではなくなったと認識が変わった」と話した。

 同支部世話役である馬崎奈央氏は、「2009年は、芸能人などの薬物乱用事件で騒がれた年でしたが、このような時こそ、薬物の正しい知識と情報を伝えることが大事。薬物は今や対岸の火事ではなく、住宅街やインターネット、携帯サイトの売買など、すぐそこまで迫ってきています。子どもたちに薬物の真実を伝え、理解をもたらすことによって自らも『薬物にNO! 生きることにYES!』と決断できるようにするためには、こういった薬物講演を通してだけでなく、普段から教育現場や家庭で繰り返しメッセージを伝えることも大切です。先生や保護者の方々にも積極的に薬物の知識を学んでいただき、社会で一丸となって薬物乱用防止運動に関わってもらいたいと思います。」と語っている。

 
同支部では、薬物乱用を解決に導く鍵は、薬物の正しい知識の理解をもたらすことによって薬物をやらないという自己判断へと導くことであり、中でも教育における啓発は最も重要であるとして2008年より本格的に学校で薬物乱用防止講演を開催している。尚、同支部では、講演の他、薬物乱用者の実際の声と薬物の知識を収録したドキュメンタリーDVD「真実を知ってください 薬物」をリリースしており、各専門機関、教育者、メディア、個人に対して配布し、効果的な活用を求めていると同時に、今後は主要な薬物の種類ごとの詳細な情報を満載した小冊子シリーズもリリースされる予定である。

講演やDVD、その他資料などに関する問い合わせは以下まで
170-0001
東京都豊島区西巣鴨1−17−5 パークホームズ308
薬物のない世界のための財団・日本支部 
世話役 馬崎奈央
03−5394−0284(Tel/Fax)
info@drugfreeworld.jp
www.drugfreeworld.jp

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